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海外医療ジャーナル ロボット患者 シム・ワン
pp.17
発行日 1967年8月1日
Published Date 1967/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661913232
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電子計算機によって,人間とほぼ同じように反応できる精巧なロボット患者が,アメリカの南カリフォルニア大学医学部で開発され,注目を浴びている。
従来医師の訓練は対象が生きた人間なので困難を極めた。まだまだ長い時間をかけて経験を積まなければ臨床現場に耐えうる力を得られないのだ。俗説に,白い巨塔の封建性は,この困難さのために,名人といわれる医師が絶対的な力を持ってギルドを形成するのだともいわれるくらいなのだ。
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