看護□臨床検査
血液化学検査
小酒井 望
1
1順天堂大学
pp.65
発行日 1966年2月1日
Published Date 1966/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661912633
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血液中の各種物質の生化学的定量検査を血液化学検査という。最近血液化学検査の種類が著しく増加し,診断に用いられる頻度も非常に高くなった。
検査される物質はタンパク(質と量),非タンパク窒素(NPNと略す),尿素窒素,尿酸,クレアチニン,ブドウ糖(血糖ともいう),コレステロール,電解質(ナトリウム,カリウム,カルシウム,クロールなど),重金属(鉄,銅),各種酵素類(アミラーゼ,トランスアミナーゼ,ホスファターゼ,乳酸脱水素酵素など)など多数ある。また肝機能検査の一部として行なわれるビリルビンの検査,各種膠質反応も血液化学検査に含まれる。
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