読者文芸
短歌/俳句/詩
八木 光江
,
吉沢 志津夫
,
伊志井 亜久里
,
竹内 綾子
,
逸 名氏
,
山上 三千生
pp.72-73
発行日 1963年10月1日
Published Date 1963/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661912044
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アカシヤの雨に散りたる朝の道行く人もなく白き絵をなす
《評》アカシヤは初夏の花である。朝の人気のない道の雨,それはさながら白い絵のようであったというのであろう。作者の鋭い発見が一首に詩情を盛り上げたのである。
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