口絵 写真でわかる対症看護・2
頭の痛み・胸の痛み(その2)
原 萃子
1
1都立広尾病院
pp.5-12
発行日 1962年5月15日
Published Date 1962/5/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661911618
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「対症看護」という本(医学書院刊)が出版されたとき,看護の在り方を示唆し今後の方向づけをするものだと非常な好評を得ましたが,これは患者中心の看護という本来の姿を再認識しようとする動きと軌を一にしたからであったと思われます。本誌は驥尾に附して,ここに幾種かの症状に対する看護や処置を写真を通して理解してゆくという一連の口絵を企画しました。看護という語にこだわらずに治療処置の面をも併せて画面にとりあげてゆくことで,かえって症状への全体的な理解を得,さらに看護という行為の意味と価値を浮きぼりできればと念頭しています。
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