現地ルポ
実習生は雑役婦か—京都市立看護短期大の場合
小林 勇
pp.38-41
発行日 1957年7月15日
Published Date 1957/7/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661910390
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4月15日の「週間新潮」に,抗議文を読んだ卒業生総代,〜実習生という名の雑役に3年間〜という見出しで,京都市立看護短期大学の卒業生総代の殿村都世子さんに関する一文が掲載され,折から看護協会総会を前にしてあわただしい看護界に波紋をなげた。
彼女はどうしてこうまでしなければならなかつたか。現在厚生省では,実習の実状について,詳細な調査を行つている。そしてその結果が出るまではと,この問題に関しては口をつぐんでいる。
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