Nursing Study・14
交通事故により上肢切断した学童の看護—リハビリテーションを中心として
江口 篤寿
1
,
関口 歌子
1
1聖路加病院小児科
pp.6-10
発行日 1957年1月15日
Published Date 1957/1/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661910261
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症例
患児:10年7ヵ月の男児。
昭和31年6月13日,東京の叔父の家でテレビをみせてもらうため,千葉県下の自宅より叔父の運転するオート三輪の助手席に乗つて上京したが,叔父が酒に酔つて運転して居り,午後10時半頃東京都内の路上で前方に停車中のトラックにぶつかり,そのはづみで患児は前方に放り出され,そのあとから来た自動車に轢かれて人事不省になり,午後11時,救急車で当院にはこばれて入院した。
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