ケース・スタデイ
手術と看護
眞島 美代ゑ
1
1長野縣昭和病院外科
pp.41-45
発行日 1952年10月15日
Published Date 1952/10/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661907156
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1)まえがき
一般に手術を受ける患渚は,常に恐怖と不安と緊張の中の一種特別の雰圍氣にある爲,私達が患者の看護をするに當り,患者の心理状態を良く理解し其の氣持を汲んで當らなければならない事は云う迄もありません。私は最近3カ月間に行われました胃手術患者20例に就き,術前術後に於て夫々の患者に卒直なる感想を聞き目常看護に當るものとしての良き「ヒント」を得ようと試みました。調べた患者は第一表の如くであります。
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