発行日 1951年9月15日
Published Date 1951/9/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661906925
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手術後看護法は手術に次いで大切であることは申すまでもなく,時には手術そのものよりも重大な役目を演ずることもある。
患者が大きな苦痛を耐えて受けた手術の效果を充分發揮させるためには,手術直後からの知的な,そしてなされる處置に熟達した技術と細かな観察と看護が必ず附随しなければならない。そのためその看護に當るナースは表面に現れた創の大小のみにとらわれず,膽嚢摘出と云う刺戟によつて内部がどの樣に變北するかを考え,それを軸とした看護法を生み出して行かなければならない。
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