発行日 1950年11月15日
Published Date 1950/11/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661906737
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聖バルナバ病院(大阪市天王寺區細工谷町66)は明治6年に設立された米國風の理想的な「母と子の病院」である。こゝでは科學的な合理的な醫療を行うことは勿論,患者の寢具や赤ちやんの衣類も用意され,患者給食,看護の實際など行きとどいた注意がはらわれています。病床は大人120床,新産兒用80床,お産は1月に100〜150位です。
「設立の目的」聖バルナバ病院は米國エピスコパル教會が大阪市に一般診療所を開設したのにはじまる。これは,アメリカの都市に於ける産科病院に範を採り,設備・組織・機能の最善を集めて「母と子の病院」のモデルを提供し,市民の福祉と本邦醫療の進歩に貢献しようとする意圖から生れたものであります。
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