発行日 1950年6月15日
Published Date 1950/6/15
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661906664
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小兒科において其の感受性の強いことと共に其の災害の惡性であることでは麻疹と百日咳は二大關である。昔は天然痘も同じように恐れられていたが之の方は一足お先きに完全な豫防法ができて仲間から脱落したし,麻疹も受動免疫ではあるが比較的確かな豫防法がある。百日咳のみは豫防法はあるにはあるが從來の方法では未だ充分ではないしそして罹患率も減らない。
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