連載 このひと'98
大森邦子さん—コスモス女性クリニック看護婦 41年間の勤務経験を女性クリニックに生かしたい
妹尾 芙美子
,
大森 邦子
,
野末 悦子
,
おおもり くにこ
1
,
八木 保
1コスモス女性クリニック
pp.801
発行日 1998年9月1日
Published Date 1998/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661905656
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昨年10月,産婦人科医の野末悦子さん,看護婦の大森邦子さん,経理事務員の妹尾芙美子さんら女性3人がそれぞれの職場を定年退職した後,産婦人科診療所「コスモス女性クリニック」を開設した.「自分たちの人生経験が,悩む女性たちに役立てば」と更年期医療を中心にした女性の心身ケアを専門としている.
更年期障害に関する患者の訴えは,比較的長い傾向にあるが,クリニックでは,病気の正しい理解を促してサポートするために“時間をかけて聞く”ことに力をいれる.また年齢を重ねることをマイナス面からだけでとらえず,否定的な言葉を使わないなどの配慮も怠らない.
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