特集 入浴をみなおす
お風呂が患者と看護婦にもたらしたもの
宮下 多美子
1
,
松橋 久美子
1
,
島崎 初美
1
,
中村 忍
1
1聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院救命救急センター
pp.738-743
発行日 1998年8月1日
Published Date 1998/8/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661905645
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清潔ケア改革への道のり(宮下多美子)
浴室は便利にできている
救命救急センターの病棟には,たいへん便利な浴槽があります.浴室は広く中央配管(酸素・吸引・圧縮空気)が設備してあります.浴槽は酒井医科のエレベールで温度計とジャグジーを内臓しています.患者が横になるテーブルは半座位タイプでキャスターが付いているので,患者をベッドサイドまで迎えにゆくことができます.また,浴槽はテーブルと同じように上下動が可能です.にもかかわらず,6年前まで,その浴室は物置になっていました.
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