グラフ
未来を担う子どもたちの健やかな成長にかかわる一員として—いのちをあずかる保育園で働く看護職の1日
八木 保
,
本誌編集室
pp.594-599
発行日 1998年7月1日
Published Date 1998/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661905620
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少子化が進む中で,子どもをどう生み育てていくかは,家庭だけでなく,社会全体で考える問題となってきている.平成6年には,子どもが健やかに生まれ育つための環境整備をめざす「エンゼルプラン」が策定され,その中では,働く親たちが安心して子どもを預けられるよう保育環境を整えることが最重点項目としてあげられ,それにもとづいてさまざまな事業が各自治体で目下展開されているところだ.
さて,子どもを預ける保育所で働く職種といえば,保母職がまず思い浮かぶが,保母とともに保育チームの一員として働く看護職がいる.すべての保育所に配置されているわけではなく,その多くは1人職場であるが,乳児保育の場面や,集団生活の中での感染防止,園児たちの健康増進の面などで大切な役割を果たしている.
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