連載 あるべき自己を求めて—看護は自己創造の道・2
芸は身を助けるか
柳田 正臣
1
1柳田エンカウンター・ソサエティ
pp.166-169
発行日 1995年2月1日
Published Date 1995/2/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661904744
- 有料閲覧
- 文献概要
- 1ページ目
自己研鑽あっての資格
看護婦は国家認定の技術者です.健康であれば,まず食いはぐれはありません.現今,時代は様変わりしてひと頃の完全雇用は過ぎ去って,就職難時代がやって来ました.特に男性よりも女性の就職が難しくなっています.
ある企業が女子事務員を数人募集したところ,数百人が押しかけたなどという話を聞きます.どんどん企業が海外に生産を移転しつつある今日,この傾向は強まっても弱まることはなく,産業の空洞化がしきりに心配されています.それは同時に雇用の減退を意味します.目まぐるしく変わる世の流れを痛感します.
Copyright © 1995, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.