連載 私がストーマ・ケアに魅かれる理由・3
ゼロからの再出発
大村 裕子
1
1東京オストミーセンター
pp.88-91
発行日 1995年1月1日
Published Date 1995/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661904731
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新天地〜期待と失望
癌研究会附属病院では総婦長との約束通り外科病棟に配属されました.
ここは外科単科の70床の病棟で,35床ずつの患者をスタッフが東西2班に分かれ看護に当たっていました.東西の受け持ちは大体3か月ごとで交替をしましたが,申し送りは病棟全体を聞くためスタッフは常時病棟全体を把握することができました.スタッフは看護婦,准看護婦合わせて22名主任看護婦2名,婦長1名で構成されていました.准看護婦のうち6名は癌研附属の看護学校の進学コースに在籍しながら働いていました.
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