学生の広場
ナースのささやき—8Kに対する実態及び意識調査の結果
後籐 恵子
1
,
斉藤 康彦
1
,
笹部 祐子
1
,
谷垣 利香
1
,
日高 利美
1
1武庫川高等看護学院
pp.921-925
発行日 1992年10月1日
Published Date 1992/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661904159
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1.はじめに
看護職は,「3K」,「8K」と呼ばれ,マスコミの報道によってその過酷さがクローズアップされている.これは私たち看護学生にとってはもちろんのこと,将来看護婦(士)をめざそうとする人々にとっても深刻な問題である.しかし,看護婦はそういった環境の中で,全力をつくして実りある看護を行なっている.「8K」と呼ばれる中で,どうすれば患者にとって,また,自分自身にとって満足いく看護が行なえるのだろうか.
そこで,看護職の現状を把握し,どうすれば「8K」を克服して豊かな看護活動を行なえるのかを考えるために,アンケート調査を行なった.
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