特集 新しい排泄ケアの視点から尿道留置カテーテルを考える
正しいアセスメントに基づいた排泄ケアを—ワークシートで確認しよう
西村 かおる
1,3
,
横山 英二
2
1コンチネンスジャパン株式会社
2東大和ケアセンター泌尿器科
3日本コンチネンス協会
pp.10-17
発行日 2000年1月1日
Published Date 2000/1/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661903372
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排泄ケアへの態度を確認しよう
「排泄」は生まれてから死ぬまで続く生命の営みである.排泄の看護は古くから行なわれていたが,現状でも理想的なケアがなされているわけではない.むしろ,深く考えられることなく,安易な方向で習慣的なケアがなされていることが多い.
ここでは,留置カテーテルは排泄看護に必要な1つの道具と位置づけ,はじめに新しい排泄看護を考えた上で,次に排尿障害とその対策を述べ,その後,留置カテーテル使用の意義を考え直してみたい.
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