連載 続・医のなかの想い[ドクター“のぞみ”の院内日誌]・2
婦長さんの決断
小笠原 望
1
1高松赤十字病院神経内科
pp.512-513
発行日 1990年5月1日
Published Date 1990/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661900133
- 有料閲覧
- 文献概要
私の性格を一言で言うなら,それは「おせっかい」ということに尽きると思う.外来の患者さんに「その気持ち,よく分かります」とうなずき続けているのも,理論や治療効果がどうのというレベルではなく,ただただ私の性格によるものだろう.
病院の中を「おせっかい」が白衣を着て,それも看護婦さんには迷惑な夜を中心に歩き回っているようなものだ.
Copyright © 1990, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.