特集 短時間正職員のいる病院
男性看護師を含む、子育て中の看護師8割が活用中
則竹 敬子
1
1杏林大学医学部付属病院
pp.45-47
発行日 2010年3月1日
Published Date 2010/3/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661101597
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制度の概要
勤務時間を一日3時間まで短縮可能
当院においては、1991年、「育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律」(以下「育児・介護休業法」)が制定されたのを機に、短時間勤務制度を導入しました。子育て中の職員を対象とし、制度の狙いは、子育て支援および実践能力の高い看護師の就業の継続を支援することです。
適用条件は、小学校3年生までの子ども(学年末まで)を有する職員で、勤務時間を一日最大3時間まで短縮することができます。2009年7月、男女ともに子育てや介護をしながら働き続けることができる社会を目指して「育児・介護休業法」が改正されましたが、当院では、2008年に初めて、男性看護師の育児時間取得者が出ました。
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