特集 専門看護師がいる日常 協働の立場から考える
専門看護師の能力発揮に管理職ができること
石川 泰子
1
Hiroko Ishikawa
1
1前三菱神戸病院
pp.297-301
発行日 2008年4月1日
Published Date 2008/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661101233
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私とCNSとの出会い―看護部長の提案から
本院,三菱神戸病院は兵庫県神戸市にあり,三菱重工(株)神戸造船所の企業病院で,許可病床230床,標榜科11科を数える.2007年,100周年を迎え,社員および社員家族と地域に医療を提供する総合病院である.
当院とCNSとの出会いは,2001年,当時の看護部長が「臨床看護の質の向上」をビジョンにあげ,当時未認定領域であった慢性疾患看護領域のCNSとなる予定だった馬場敦子さんの就職が決まった時に始まる.認定前の専門看護師(以下プレCNSと略す)が自身の専門看護師を目指した動機と当院の環境が一致しており,自ら就職を希望したそうである.
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