連載 聴診器はこうして使う! 根拠がわかるヘルスアセスメント実践講座・12 最終回
聴診とともに行なうフィジカルアセスメント
飯野 京子
1
1国立看護大学校
pp.354-358
発行日 2004年4月1日
Published Date 2004/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661100422
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「聴診器はこうして使う! 根拠がわかるヘルスアセスメント実践講座」の連載も,今月で最終回となります.本連載では呼吸,腹部,心臓の聴診を行なうための基本的な知識を大切にし,技術の根拠にこだわってきました.連載を読まれたみなさんは,聴診器がより身近に感じていただけたでしょうか.
聴診器を効果的に使用するためには,聴診では行なえない他の技術も含めた総合的なアセスメントが重要となります.そこで,最終回である今回は,これまで聴診器の使い方を紹介してきた呼吸,腹部,心臓のアセスメントについて,視診,触診,打診も含めた一連の方法の概要について解説し,フィジカルアセスメントの全体像について理解を深めていただきたいと思います.また,最後に,聴診に関する学習方法について紹介します.
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