看護技術の宝箱
―安心・安全・安楽な抑制“看護”用具―楽抱っこの作り方
土本 早苗
1
,
西川 陽子
1
,
魚岸 知子
1
,
炭田 恵
1
1富山労災病院看護部
pp.510-513
発行日 2005年5月1日
Published Date 2005/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1661100251
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▲ADLが低く,チューブ類の抜去や転落などの危険性がある患者さんに
▲抑制がどうしても必要でも安楽な体位を提供できます
1986年,医療施設で初めて拘束問題への取り組みが行なわれ,1999年に厚生省から「身体拘束廃止」が通達されて以来,抑制についてのさまざまな問題が取り上げられています.
そこで,患者の治療を円滑に進めることや安全性を考慮し,①無理な体勢や摩擦による皮膚損傷や循環障害を起こさないこと,②精神的苦痛を除去すること,を目的に,安心・安全・安楽な状態が保てる抑制看護用具を考案しました.
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