連載 新生児医療最新トピックス・8
重要な新生児疾患の新しい考え方—昔の名前で出ていても,概念は変化
仁志田 博司
1
1東京女子医科大学母子総合医療センター
pp.822-828
発行日 2001年9月25日
Published Date 2001/9/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611902730
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未熟性や出生後の適応不全などが原因で起こる新生児に特有な疾患がいくつかある。なかでも新生児低血糖・新生児黄疸・新生児メレナなどがよく知られている。これらは昔から研究され,一応の理解がなされているが,学問の進歩に伴い,それまでの考え方と大幅な変化を遂げている。上記の3つの疾患以外に多くの疾患があるが,これらは臨床的な管理の面からも新しい考え方で理解する必要がある点で重要である。
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