—心を開いて，もっと語ろう—レポート

　毎秋「11月3日」に開催される，産む人と医療者がともに作り上げる「いいお産の日」の第6回イベントは，昨年と同じく東京都品川区の「きゅりあん」で開催されました。

　今回は，21世紀も目前ということで，テーマを“みつめたい「今」”とし，温故知新という気持ちで過去を振り返り，日本の中にある遺産を探り，いろいろなお産を見なおす場にしようと企画しました。そうした意味で，チラシと資料集の表紙には東京・渋谷で65年間助産をしてこられた寺島千尋さん（91歳）が初めて出産介助をしたときの産湯光景の写真を使わせていただきました。