研究・調査・報告
母体の加齢と授乳との関連についての検討
瀬田 るり子
1
,
山田 裕子
1
,
登坂 裕子
1
,
高橋 弥生
1
,
伊藤 真理子
1
,
川面 耕子
1
,
安部 巳奈
1
,
野村 栄子
1
,
野辺 祐代
1
,
斉藤 和子
1
,
椎名 郁子
1
,
椎名 美博
1
1医療法人社団博郁会 椎名産婦人科
pp.432-435
発行日 1997年5月25日
Published Date 1997/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611901711
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出産年齢の高齢化は,今後ますます顕著となることが予想されるにもかかわらず,高齢出産者への臨床現場における対応・ケアは,必ずしも十分とは言えない現状である。
妊娠初期における流産と加齢との関連8),染色体異常と加齢との関連1,10)や,出産時における加齢との関連性2)については種々検討されてきているが,産褥にまつわる問題に関しては,その検討がまだまだ不十分の現状と思われる。この産褥の問題のひとつである授乳に関わる母体加齢上の問題について,次の3点を中心にして検討してみた。
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