特集 助産婦とパソコンネットワーキング
小児医療の現場から発信するインターネット—狙いと見えてきたこと
梶田 光春
1
1名古屋大学小児科
pp.367-372
発行日 1997年5月25日
Published Date 1997/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611901700
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はじめに
最近のインターネットの発展・普及ぶりには目覚ましいものがあり,連日の報道で取り上げられ,テレビでは香取慎吾や所ジョージらがCMを行なっている。これはコンピュータ機器の急速な性能向上・低価格化と,利用しやすいソフトウェアの登場によって,マルチメディア情報(文章だけでなく,画像や音声,そして最近では動画まで含む)のような大きなデータ量のものを手軽に扱うことが可能になったためである。インターネットにアクセスすることにより,世界中の膨大な情報を欲しいときに手に入れることができるし,自らの情報をいつでも自由に発信することが可能である1〜3)。
今回は,私たち小児科医がインターネットを現在どのように利用しているかを紹介したい。
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