特集 助産婦たちの勉強会
「NAMA」新潟助産婦たちの勉強会—教育と臨床が一体となって研究に取り組む
佐山 光子
1
,
湊 孝子
1
1NAMA・新潟大学医療技術短期大学部専攻科
pp.18-21
発行日 1997年1月25日
Published Date 1997/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611901620
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NAMAのポリシー
NAMAとは,「Niigata Active Midwifery Association」の頭文字だというメンバーもいるし,いや「Active」ではなく「Academic」の「A」だったんじゃない?と異を唱える人もいて,その由来についてはわりとアバウトな会である。要は「新潟の地で所属施設を越えて共に学び合い,積極的に現場の研究を積み重ねていこうという志をもった助産婦たちの集まり」なのである。
NAMAは「自主」「民主」「公開」をモットーとしている。自主的に参加し,活動し,所属や職位に関係なく民主的に運営し,得た成果は広く公開して助産実践の質を高めていこうということがこの会の精神である。「集まって元気の出る研究会」,「実践に何かが反映される研究会」がNAMAの魅力だともいえる。残念ながらこの「自主」「民主」「公開」はNAMAのオリジナルではなく,川島みどり氏たちが主催する「東京看護セミナー」の活動に範をとったものである。
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