特集 肋産婦と国際協力
ICMの国際協力活動
松本 八重子
1
1東京都立医療技術短期大学看護学科
pp.994-997
発行日 1992年12月25日
Published Date 1992/12/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611900702
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はじめに
ICM(国際助産婦連盟)の目的と事業
ICMは,各国の助産婦団体の加盟によるまさに国際的団体である。ICM定款による目的は,
「国際助産婦連盟(ICM)は世界中の国々の母親と乳児およびその家族に提供する助産婦のケアの水準の向上を目指して助産婦教育の振興をはかり,助産の科学と技術に関する知識を普及すること,各国の助産婦の団体からその国の政府との連絡について要請があれば支援と助言を提供し,母性保健のケアの提供を推進し,助産婦自らの権利である専門的プラクティショナーとしての役割を発揮できるようにすることを目的としている」と述べている(太字筆者)。
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