連載 りれー随筆・100
またいつかきっと助産婦に!
山崎 裕恵
1
1厚生連廣島総合病院
pp.972-973
発行日 1992年11月25日
Published Date 1992/11/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611900694
- フリーアクセス
- 文献概要
- 1ページ目
私を紹介して下さった笠松愛子さんとは,桶谷乳房管理研修センター第19期生で顔を合せ,6か月間同じアパートで寝食を共にした間柄です。苦しかった研修生時代には持ち前の明るさで随分助けられました。時折宮城県から電話が入ります。「元気かい?」で始まり「そうかい,そんなもんだ,ワッハッハ」で終ります。ほっとするのです。彼女のことなら書き尽くせぬ程のエピソードがあるのですが,私を紹介するにあたり,いろいろ暴露されるのではないかと心配していたのでこの辺りにしておきます。
事実は小説よりも奇なり。総婦長室では実にさまざまなことが起こり,その対処に追われる毎日ですがそれはさておき,これまで自分が辿ってきた道を振り返ってみることにしました。
Copyright © 1992, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.