特集 臨床実習
助産学臨床実習の実際
産婦へのインタビューを導入,実習効果を上げる—国立名古屋病院附属看護助産学校助産婦科
長川 トミエ
1
,
吉田 恵美
1
,
吉田 美千代
2
1国立名古屋病院附属看護助産学校助産婦科
2国立名古屋病院産科
pp.487-493
発行日 1992年6月25日
Published Date 1992/6/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611900590
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はじめに
厚生省を設置主体とする国立病院附属の助産婦教育機関は,1968年に国立大蔵病院(定員35名)に最初に設置された。以降,国立京都病院(1969年定員35名),国立小倉病院(1975年定員35名),国立仙台病院(1977年定員35名),国立大阪病院(1981年定員30名)に設置され,国立名古屋病院にも,1982年4月,定員30名で創設され計6校となった。
1991年現在,全国の助産婦教育機関数は80校である。学生定員30名以上は国立病院附属の施設のみである。しかし,専任教官は2名で,教育カリキュラムの運営,講義,実習指導,学生の生活指導等を行なうため1年間ハードな日々が続く。
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