今，地域がおもしろい

　夕食もすませ，家族が思い思いにくつろいでいたある日，電話のベルが鳴りました。「先輩お元気ですか」と流れてきたその声は，聖霊病院の家城さんです。職場の責任者であり，3人の子供のお母さんである彼女の生活は多忙そのものなのに，少しもそれを感じさせません。電話の声そのままに，おしゃれで，やさしい雰囲気は，誰もが彼女を好きになってしまいます。

　「りれー随筆，お願いします」のやりとりとともに，全国各地の助産婦さんの手から手へバトンタッチされた“りれー随筆”が，名古屋の中川区まで来たというわけですね。なにかしら懐かしい友達と，久しぶりに会ったような，そんな気持ちで引き継ぎました。