地球の子どもたち・1
瞳のまぶしい少女
長倉 洋海
pp.96
発行日 1991年2月25日
Published Date 1991/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611900255
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水汲みの順番を待つ子,炊事に使うマキを運ぶ子,路地で古タイヤを転がして遊ぶ子,母親におこられてぐずっていた子….子どもたちの視線が一斉に私に注がれる.
「ねえ,どこから来たの?ハポン(日本)かあ.日本ってどんなとこ?」駆け寄ってきた子どもたちの口から,堰を切ったように質問があふれてくる.私の手をとって,「ボクが案内してあげる」という子もいる.
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