第20回ICM大会報告の記

　第20回ICM（国際助産婦連盟）大会が，昭和59年9月2日から7日にかけて，オーストラリアのシドニーで開催されたことは本誌の11月号のグラフ頁などで紹介されたこともあり，皆さまよくご存知のことでしょう。私は大会の開かれる1か月前からチャンスに恵まれ，オーストラリアに滞在して施設の見学をしたり，助産婦との交流を深めることができましたので，これから3回にわたり，同行の三井政子さん（京大医療技術短大専攻科）と共に，オーストラリアでの見聞を紹介させていただきます。

　大会の始まる前の8月の1か月間，メルボルンのロイヤルウイメンズ病院，マーシーマタニティー病院，クインビクトリア医療センターとそれぞれの附属助産婦学校，リンコリンカレッジ等において見学と研修を，多忙で充実したうちに送りましたが，そのことは次回に報告いたします。