特集 助産婦として生きる
[インタビュー記事]
助産婦として,ひとりの人間として今思うこと
母子健康センターの最前線でがんばる
宮井 愛子
1
1別海町母子健康センター
pp.25-27
発行日 1984年1月25日
Published Date 1984/1/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611206375
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本誌 宮井さんがお勤めの別海町母子健康センターの概要はどのようですか。
宮井 別海町は北海道の東端,野付郡というところにありますが,人口は1万9千人で,酪農と漁業の町といえます。現在母子健康センターでは,町内の約80%の妊婦の健康管理と60%の分娩を取り扱っていますが,妊娠反応,母子手帳交付にはじまり,妊婦相談,母親教室,妊婦家庭訪問,1ヵ月検診,電話相談,そして母乳外来と,妊娠から母乳哺育までの一貫した援助を6人の助産婦で担当しています。全国の母子健康センターのなかでも,もっとも活動している施設のほうではないかなと思っています。
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