トピックス
フィリッピン便り(第2報)
杉山 厚子
pp.709
発行日 1980年10月25日
Published Date 1980/10/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611205777
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皆様お元気でしょうか。私のほうは,第2の派遣地カラモアンでの2か月を終え,再びKawitにもどりました。
カラモアンヘの交通は,マニラから飛行機でルソン島の南部にあるナガ市まで約1時間,そこからバスで2時間,さらに船(バンカと呼ばれている)で2時間半を要し,半島の突端にある人口約3万7千人,半漁半農の村がカラモアンです。ここは1977年12月〜1978年12月まで,家族計画国際協力財団(JOICFP)が2名の助産婦を派遣したところです。海の青さが一段と美しく,夜はホタルが木にやどり,あたかもクリスマスツリーを思わせる光景が見られるところです。1979年12月には当地をモデルにしたドキュメンタリー映画も作成され,人々は私たちの活動に協力的でした。
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