インターホン
私の助産婦像ひと区切り
福井 早智子
1
1近畿中央病院産科病棟
pp.128-129
発行日 1978年2月25日
Published Date 1978/2/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611205344
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私は助産婦学校を卒業後,はや8年が過ぎようとしているやや中堅の助産婦です。日本でも最も労働条件の恵まれたある総合病院に就職していましたが,働き出して,2,3年頃に,"ほんとうに私は助産婦なんだろうか""病院の助産婦業務は本来の助産婦の姿なんだろうか"と何となく満たされない心のまま日々を過ごしていました。
そんな時,助産婦雑誌で,あるコンサルタントの方の書かれた助産婦の明るい未来の記事を読んで,私の求めていたものはこれだと胸のすく思いがしました。さっそく活躍していられる開業助産婦の諸先生方を紹介していただき,病院外に目を向け,視野を広げることができたのです。
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