助産婦の仲間を訪ねて・11
まさに保健指導のプロフェッショナル—兵庫県尼崎市の米沢てるさんの場合
藤原 美幸
1
1前:東大病院
pp.300-303
発行日 1976年5月25日
Published Date 1976/5/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611205039
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兵庫県尼崎市で〈母と子の保健相談所〉を開設してらっしゃる米沢てるさん。この方には,ずいぶん以前からぜひ一度お尋ねして,いろいろな体験談をうかがいたいという希望をもっていました。
1970年,揺れ動く情況の時代,社会の縮図にも似た大学のキャンパスで助産婦学生だった私は,自分たちの助産婦という職業に対し,何とも混沌としたイメージしかもてず,仲間たちと語り合ったり,農山村でのフィールドワークにその解答を求めて夢中になったりした経験があります。
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