ケース・カンファレンスに出席して
この経験を臨床で生かしたい
小鷹 利子
pp.62
発行日 1973年9月1日
Published Date 1973/9/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611204584
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看護学雑誌,助産婦雑誌などで,シンポジュムウやカンファレンスのページを読む時,私はいつも"皆自分の考えを次々に話せるものだなあ"と感心しながら,自分がこの立場に立たされたらきっとひとことも話せないんじゃないだろうかと思っていたのです。
今までは,レポーターが上京してケース・カンファレンスなどをすることが多かったそうですが,今回は講師の先生たちが出張して来られて,ケース・カンファレンスを行なうということで,私はますます不安でした。ケース・カンファレンスは,看護学生の時から実習時などにやってきてはいるのですが,今回のように改まった形では初めてなので,緊張してしまい,何を質問されているのか時々わかららなくなる状態でした。
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