新生児・乳児の対症看護シリーズ 発育異常
身長と体重
野村 登志彦
1
1東京医科大学小児科
pp.10-17
発行日 1967年10月1日
Published Date 1967/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611203462
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I.はしがき
乳幼児の身体的発育の状態を知るには,通常,体重,身長,胸囲,頭囲などの計測を行ない,おのおのの標準値との比較,増加量の検討をして,綜合的に判定するわけである.
しかし,小児には小づくりの小児や,大がらの小児などがあり,また,小児の発育のテンポにも個性があって多様である.従って,なにを正常というかを決めることは必ずしも容易でない.
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