特集 保健指導業務を分析する
座談会
保健指導業務を発展させよう
村岡 八千代
1
,
青木 康子
2
,
伊藤 セツ子
3
1神奈川県立母子保健センター
2日赤産院保健指導部
3東大医学部付属病院産科
pp.10-16
発行日 1966年4月1日
Published Date 1966/4/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611203159
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これからの助産婦業務を考えていくとき,それが魅力あるものになるかどうかは,妊産褥婦の健康管理を目的とした保健指導が徹底して行なわれるかどうかにかかっているといっても過言ではないと思います.助産婦教育の中で保健指導の重要性が強調されているにもかかわらず,実際は人手不足や組織のためにそれを発揮する場がなく,若い助産婦を失望させているむきもあるのではないでしょうか.保健指導業務を発展させるためにこの問題をもう一度考えてみました.まず独立した保健指導部をもたない病院と保健所からそれぞれお原稿を寄せていただき,それをもとにした座談会で保健指導業務のあり方を分析していただきました.
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