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分娩室のメディカル・エレクトロニクス—新しい産科器械ととりくんで
森山 弘子
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1東大医学部付属病院産婦人科
pp.22-23
発行日 1964年7月1日
Published Date 1964/7/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611202786
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助産婦の一人として,過去数年の間に分娩室で起った急激な変化を,M. E.(Medical Electronics)を中心にして考えてみたいと思います.極端ないい方をしますと,分娩室と,それをとりまく環境がすっかり変ってしまったような錯覚に陥ることさえあります.
昭和36年東京大学分娩室が新築された際に,分娩監視装置の整備という基本方針がたてられたため,エレクトロニクスの進歩につれてつぎつぎと目新しい器械が入ってきて,昔とはまったく趣の異なった分娩室になってしまいました.
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