ある助産活動

　年と共に世の中の動きがめまぐるしくなつてきます．そして私共医療と共に保健・助産・看護にたずさわつているものにとつて，最近の病院ストライキの問題，医療保険の問題等をどのように考え対処し，将来をどう計画しこれにどう参加してゆくか，多くの議論を要するものばかりであります．困難な一つ一つの問題を全体として把握して適切に役割りを果してゆきたいものであります．

　このような問題の一つに今後の助産婦の数と活動方法があります．助産という業務自体が重要な看護機能であるが故に関心と期待を持つのであります．これに関しては多くの方々から貴重な意見がのべられ盛んに討議されているのであります．できるだけ早い機会に意見がまとめられ対策がたてられねばならないと存じます．