研究
農繁期と妊産婦
佐々木 縫子
pp.41-44
発行日 1959年11月1日
Published Date 1959/11/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611201792
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農村では,昔は妊婦,産婦といえども田畑へ出て働かねばならなかつた.
農繁期になると,それこそ猫の手も借りたいの言葉通りで,隣の嫁さんは,破水してやつと田から上つて床についたそうなとか,お産して3日目に田の草を取つたとか,とかく以前は,今から考えれば超人的な事が平然と行われていた.
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