研究
褥婦に対する健康教育
鯉沼 正子
1
1国立東京第一病院産科
pp.10-12
発行日 1957年10月1日
Published Date 1957/10/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611201345
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Ⅰ.はじめに
私共の産科におきましては,お母様自身体の回復をはかるとともに,新しい一つの生命を育てて行かなければならないと云う大きな使命を与えられているわけです.一人の赤ちやんを,よりよく育てることは,よりよい社会を作ることであり,ひいては,よりよい社会を作る基礎と申しましても,決して過言ではないと存じます.
そんな意味で,産婦の保健指導の重要性があると思いましてここにとり上げてみました.
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