医学の話題
避妊と性の障害
杉 靖三郞
1
1教育大
pp.42-43
発行日 1955年5月1日
Published Date 1955/5/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611200848
- 有料閲覧
- 文献概要
避妊法には,いろいろある.コンドーム法,中絶性交法(または膣外性交法),避妊剤(錠剤,生薬,ゼリー),荻野氏法(または月経時性交法),不妊手術法(男,女),卵巣のX線照射法,子宮内器具法・タンポン法(スポンジ法),ペッサリー法,薬液塗布法,洗滌法,ホルモン注射法,長期投孔法,体位変換法など,様々である.
これらの方法が,どのような効果があるか,また直接に"性"にどのように影響するかということは,すでに御存知と思うので,ここでは,その精神的影響つまり性神経症に関係あるものについてのべてみよう.
Copyright © 1955, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.