講座
助産婦に必要な尿檢査の智識
佐藤 德郞
1
1公衆衞生院生理学部
pp.15-18
発行日 1952年6月1日
Published Date 1952/6/1
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1611200120
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檢査は正しい検査を実施しなければならない。若し誤つた結果を出し,それによつて症状を判断すると取り返しのつかないことが生ずる恐れがある。又検査結果について正しい解釈を知らなければ,折角の検査も役に立たないのみか,大切な疾病を見のがしたり,何でもないことで,患者をいたずらに不安に陷れることになる。
個人の持っている検査施設では充分のことが出来ないので,不完全な器具であやふやな検査をしなければならないような場合には保健所なり,病院の検査室に依頼した方が良い。
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