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特集 診療報酬・介護保険同時改定
リハビリテーション関連の動向と論点
A trend and point at issue about the simultaneous reform of the medical remuneration system and the long-term insurance remuneration system associated with the rehabilitation.
川手 信行
1
Nobuyuki Kawate
1
1昭和大学保健医療学部リハビリテーション医学
1Department of Rehabilitation Medicine, Showa University of School of Nursing & Rehabilitation
キーワード:
医療保険
,
介護保険
,
診療報酬
,
介護報酬
Keyword:
医療保険
,
介護保険
,
診療報酬
,
介護報酬
pp.895-900
発行日 2013年10月10日
Published Date 2013/10/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552110262
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はじめに
診療報酬は2年に1度改定が行われる.また,介護報酬は3年に1度改定が行われ,2000年に介護保険制度制定が発足してから,両者が同時に改定されるのは今回で2度目となる.リハビリテーションは,入院初期の急性期から在宅生活の支援に至るまで広範囲に関わる分野であり,医療にも介護にも関係する.その意味で今回の同時改定は,リハビリテーション分野において医療と介護間での整合性をはかるうえで,重要な改定であったと思われる.
医療保険・介護保険ともにリハビリテーション関連項目に関しては,ここ数年,さまざまな改定がなされてきた.現在までの改定の流れを振り返り,今回の同時改定の概要を言及し,今後のリハビリテーション関連の動向・課題についての私見を述べたい.
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