特集 神経難病の在宅リハビリテーション
今月のハイライト
pp.981
発行日 2001年11月10日
Published Date 2001/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552109613
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長期入院の問題や生活の質の見地,また在宅で利用できる医療資源や看護サービスの増加により,在宅で生活する難病患者が多くなってきた.しかし,症状の進行性,医療処置や介護負担,利用できる地域のリハビリテーション資源が少ないこと,など問題点も多く,地域による格差も少なくない.今回は,神経難病の在宅リハビリテーションの経験豊富な諸先生に,在宅リハビリテーションを導入し,システムを構築するうえでの重要なポイン卜についてご解説いただいた.専門病院の機能(評価・導入のための入院・間欠的訓練入院・レスパイト機能など)を利用しつつ,他の全ての疾患と同様,難病患者の生活の場は,病院から地域へと,重心を移動しつつある.
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