Japanese
English
特集 下腿義足
インターフェイス
Interface.
澤村 誠志
1
,
幸 幹雄
1
Seishi Sawamura
1
,
Mikio Yuki
1
1兵庫県立総合リハビリテーションセンター
1Hyogo Rehabilitation Center
キーワード:
ソケット
,
適合
,
トピックス
Keyword:
ソケット
,
適合
,
トピックス
pp.959-963
発行日 1995年11月10日
Published Date 1995/11/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552107977
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インターフェイスとは―定義
「下腿義足のインターフェイスに関する最近の話題」というタイトルを頂いた.しかしながら,現在のJIS用語(JIS0101)にはインターフェイスという用語がなく,残念ながら明確な定義はされていない.これに近いJIS用語としては,「軟ソケット」という言葉があり,その意味として,スポンジ,ゴム,半硬質プラスチックフォーム,皮革などで作り,断端と硬ソケットとの間に入れて,断端にかかる集中力を分散するために用いる軟性のソケットとしている.そして,対応外国語としてsoft insert,soft linerがあげられ,また,同義語として内ソケットとしている.
Interfaceは,WebsterによるとA plane or other surface forming a common boundary of two bodies or space,また,the boundary between two phases in a heterogeneous physical-chemical systemとしている.このように狭義の下腿義足のインサートは,ソフトライナー,内ソケットに限局されているが,現実的には,外ソケットの形状,材質,懸垂方法などいろいろな因子が働いて下腿義足の適合を形成している.
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