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編集後記
大川 嗣雄
pp.560
発行日 1986年7月10日
Published Date 1986/7/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1552105638
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編集後記を書く時に,文の冒頭を季節の御挨拶ではじめたいといつも考える.しかし,編集後記を書く時と,雑誌が皆様の御手許に届く時の間に約1カ月のずれがあり,どちらの季節に合せるか悩んでしまう.因みに,本7月号の編集後記は5月30日の早朝,嵐のような風雨の音を聞きながら書いている.
さて,本号の梶原氏の巻頭言は大変興味深く読ませて頂いた.リハビリ医学の実践は医師を中心に全ての職種がそろってはじめて満足のいくものとなる,と氏は述べている.その通りなのであるが,現実は医師であれば誰でも良かったり,医師がいなくともリハ医学が実践されている.そして,このような風潮が,リハ医の教育養成よりずっと早足で伸びていっていることをどのように変えていったら良いのであろうか.
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